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鉄骨階段補修
鉄骨階段を補修して、危険は未然回避する
アパートなどに設置されている鉄骨階段は屋外に設置されることが多く雨ざらしとなるため錆や腐食など、傷みの進行が早いものです。
ビルの非常階段などに鉄骨階段が使用されている場合は日常的に使用することが少ないため、劣化に気づかず危険な状態になっていることもあります。 アパート・ビルなどの鉄骨階段は定期的に劣化状況の点検をすることをおすすめします。
鉄骨階段の補修
劣化し根元が錆びてなくなっているアパートの鉄骨階段。このまま放っておくと鉄骨が折れたり取れたりして危険です。 このようになっている場合は、早急に補修する事をおすすめします。
補修その①~溶接による補修~
こちらが溶接をしている様子です。溶接が終わると周囲の色と合わせる為に、塗装工事が必要になってきます。
補修その②~バサルトシートによる補修~
ケレン及び清掃
VMP-1000 塗布、錆止め硬化
VMP-1000とセメント配合モルタル、下地
バサルトシート 貼り
目止め処理
VMP-3000塗布①
VMP-3000塗布②
塗装
溶接とは違って硬化するのに、少々時間が要してしまいますが固まってしまうと鉄より丈夫になります。
鉄骨階段の寿命
設置場所にもよりますが、鉄骨階段の寿命は15年~20年程度です。 定期的に点検し、いつも安全な状態を保つようにしましょう。
長く利用するための塗装の目安
定期的に塗装をすることで鉄骨階段の寿命を伸ばすことが出来ます。 錆や塗装のはがれを見つけたときが塗替のタイミングです。まだ早いかなと思うぐらいで手入れをすると随分と長持ちします。
鉄骨階段施工のポイント
鉄骨階段の柱の中は空洞になっています。通常は水抜き穴と呼ばれる穴を開け、鉄骨内に雨水などが溜まらないような作りになっていますが、水抜き穴のない階段も多くみられます。 そのような場合、鉄骨の中に水が溜まり劣化速度があがります。また冬に氷点下が続く場合、凍害といって鉄骨内の水が凍ることによって膨張し鉄骨を変形させたり、塗装を剥がしたり、最悪の場合鉄骨が割れるというケースもあります。