IHクッキングヒーター、食器洗い乾燥機
システムキッチンにはIHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機を備え付けることができます。 IHクッキングヒータの最大の利点は、ガスと違い電気で加熱するため空気を汚さず、炎を扱わないため安全面で優れているところです。また、食器洗い乾燥機は、家事の軽減はもちろん、手で洗うより水の使用が少なく済み衛生面に優れています。 これらのビルトイン機器を活用すると、洗った食器を置くスペースが不要であったり、手入れが簡単なのでコンロ周りがいつも清潔にできるため、フラットな対面キッチンを導入しても美しいキッチンを演出できるでしょう。
IHクッキングヒーター
IHクッキングヒーター導入には、対応した調理器具が必要で、ガスコンロでつかっていた鍋やフライパンなどが使えなくなる場合があるため注意が必要です。ただし、オールメタルのクッキングヒーターではIH対応の鍋でなくても調理が可能になったり、光センサーが付いているIHヒーターでは鍋振りが可能で、より美味しく調理できるものもあります。システムキッチンの仕様をよく確認の上選択するようにしましょう。
トリプルワイドIHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターと言えば通常左記のような3口のIHヒーターが主流です。ガスコンロも同じような配置になっているので特に違和感を感じることはないでしょう。
トリプルワイドIHでは左記のように横一列に加熱部分を並べたものです。当然従来の3口よりも奥行きが減りますので加熱器の手前側にも調理スペースが確保でき、大人二人が並んで調理することもできます。
※トリプルIHにはオールメタル機能、魚焼きグリル、光センサー(鍋振り対応機能)をつけることができません。
食器洗乾燥機
食器洗い乾燥機は、食器を自動で洗って乾燥までしてくれる便利な機器ですが、ほんとうに綺麗に洗えるのか?電気代が高いのでは?と、導入前のお客様にとっては不安に思う部分もあります。
食器洗い乾燥機の大きなメリットは、後片付けの時間を大幅に短縮することができるということと、手洗いだと一回当たりバケツ6杯分くらいの水を使用すると言われますが食器洗い乾燥機だと一回当たりバケツ1杯分程度に抑えることができるという点です。(利用頻度によってもことなりますが約1/6程度の水量で抑えることが可能です)
電気代としては、容量にもよりますが、1回25円から60円程度が一般的です。仕事や子育てで疲れた身体への負担を思うとやはり取り入れたいところです。