床用タイルについて
タイルというとなんとなく懐かしいイメージがあるのではないでしょうか? 小さな四角形が沢山並んでいる様子を想像すると、ノスタルジックな気分になります。 趣のある、そのようなタイルもステキですが、今は現代的なものが沢山あります。 美しいだけでなく、機能面にも優れたタイル。 ここでは「床用タイル」に的を絞ってご紹介します。
種類
床用のタイルには、硬い・水に強いという面から磁器質およびせっ器質のタイルが多く使用されています。 その他にも陶器質がありますが、やわらかく吸水率が高いので床材としては適していません。 以下に タイルの生地と用途・吸水率についてまとめました。
生地の質 | 吸水率 | 用途 |
---|---|---|
陶器質 | 22.0%以下 | 内装タイル ※キッチン、バスルーム、トイレなどの壁に使用される(一番吸水率があり、一番柔らかい) |
せっ器質 | 5.0%以下 | 内装タイル 外装タイル 床タイル |
磁器質 | 1.0%以下 | 内装タイル 外装タイル 床タイル モザイク |
人に優しい タイルのご提案
床用のタイルというと、ちょっと冷たい、寒いという印象をお持ちの方もいるかもしれません。 でも、今では床暖房に対応したタイルや浴室用のヒヤッとしないタイルなどもあり、冬暖かく夏ひんやり涼しい!を実現できる素材となっています。
お掃除がしやすい・食べこぼしなどのニオイが残りにくいというのも タイルの大きな魅力のひとつです。小さいお子様がいる家庭のダイニングや、汚れが気になるキッチン、ニオイが気になるトイレなど、タイルが活躍する場面が沢山あります!床のリフォームをお考えなら、フローリングや畳とともにタイルもご検討ください。 ※床暖房対応のタイルを施工する場合は、床暖房に対応した弾力のある樹脂目地材を使用します。目地材の種類によってはひび割れなどが生じる場合があります。
ペットと暮す タイルのご提案
ペットと暮らすご家庭が増えてきている昨今。しかしペットに優しい住まいを実現されている方は意外と少ないようです。 「人」が快適に暮らせるだけでなく大切な家族の一員であるカレやカノジョが快適に過ごせる家にするために床材にはタイルをご提案いたします。。
滑りにくい
一般的なフローリングに比べ滑りにくい素材もあります。 上手なタイル選びで、ペットの足腰に負担がかからない安全で快適な床を実現できます。 ※滑りやすいタイルもありますので、ペット配慮品であるか確認してからお求めください。 ※犬種や性格などにより すべる場合もございます。
ニオイが残りにくい
一般的なフローリングに比べ滑りにくい素材もあります。 ニオイは、その原因物質を除去すれば消えてしまいます。 タイルはニオイの元が染み込みにくい素材ですので、ふき取るだけで快適に過ごせます。
お掃除しやすい
タイルはお掃除がしやすい素材です。 ペットの食べこぼしや粗相なども、さっとふき取るだけでOKなので安心です。
傷がつきにくい
タイルは硬い素材です。ペットのつめで傷が出来ることが少ないので美しい状態を長持ちさせることができます。 引っかき傷だけでなくキャスターなどによる傷にも強いのがうれしいですね。