バリアフリー！スケルトンリフォーム

お施主様は足が不自由なのですが、宅内には至るところに床の段差があり、日々その段差に悩まされていました。そして、２人のお子様が大学、高校の受験が終わるのを機に段差の解消を第一に考えたスケルトンリフォームをする決心をされました。また将来宅内での車椅子の利用を想定して通路幅を十分確保する様にしました。リフォーム後は快適に生活を送っていただいています。

もともとは廊下とリビングの入口は１５cmの段差がありました。フローリングは室内を明るく見せる為に、ダイレクトエクセル45アトムを採用させて頂きました。

あまり動き回らずに料理ができるように、リクシルのシエラ　間口2700mmI型を設置させて頂きました。

スケルトンリフォーム（解体～完成まで）

スケルトンリフォームとは、住居を外壁や柱だけのスケルトン（骨組み・構造体）状態にまで解体し、中身を新しく創りなおす全面リフォームのことを言います。施工中の写真をいくつかご紹介いたします。

スケルトンリフォームということで、まずは全て解体するところからのスタートです。

全て取り払ったら、このような状態になります。

ここから水平器で勾配・レベルを確認しながら、各箇所の床をかためていきます。

基礎が出来上がったら、間仕切り部分に軽鉄を仕込んでいきます。マンションなどの壁の中ってこんな感じになっている事が多いです。

軽鉄の上に、石膏ボードを貼っていきます。角には、傷がつかないように時には養生をしながら進めていきます。

ボードを全て貼り終えたら、目地を補修して、クロス⇒設備機器の設置という流れで進めていきます。

施工例データ