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畳とは

い草表の畳は『天然の空気清浄機』と言われいます。 雨が降った日に室内の湿度が上昇しますよね、そんな時、畳が室内の湿度を感知して水分を吸い込み、逆に湿度が低い時に水分を放出してくれるのです。 そのメカニズムは、スポンジの様に小さい穴で構成された多孔質構造にあります。い草効果の秘密を握るこの穴は吸放湿性だけでなく、下に示す人に住宅にやさしいさまざまな効果を発揮しています。 また、人の肌に近い自然色は視覚的にも安らぎを与えくれている…といったら、「そういえば…」って思いませんか?畳はどこまでも人に“癒し”を与える私たちの大切なライフパートナーなのです。

畳の機能

浄化作用による空気清浄

窒素酸化物やホルムアルデヒド、二酸化窒素ガスなど空気中の有害物質を吸着し減少させる作用があるため、天然の空気清浄機として機能しています。

防臭・芳香・リラックス効果

臭いの元だけでなく、い草の香り成分には、バニラに含まれるバニリンや、樹木と同じフェトンを初めリラックス効果をもたらす成分が含まれています。

保湿・断熱効果

冬は室内の暖かい空気を外へ逃がさず、夏は外気の熱の侵入を防ぐ働きをします。

吸湿・放湿の空気清浄

梅雨時など湿気の多い季節は水分を吸収し、室内が乾燥してくると蓄えた適度な水分を放出するエアコン作用を備えています。

吸音効果

隣のお部屋や階上がフローリングの場合、どうしても音が響いてきますが、畳のお部屋は音を吸収し伝わりを防ぎます。オーディオやテレビの音などもやわらげてくれます。

畳の種類

畳の種類は、大きく三つに分類されます。

縁あり畳

私たちがよく目にする畳ですね。畳床、畳表、畳縁の構造で作られている畳です。それぞれに使われる材料によって更に細かく種類が分かれます。近年ではバリアフリー化の傾向から、13~18mmの薄い畳が増えてきました。

縁なし畳

縁のない畳のことです。言うまでもないですね。加工が難しいために、畳表は琉球畳表が使用されることが多い畳です。技術的に機械での製造ではなく、畳職人の手作業で製造される畳です。近年の傾向からすると、和室でもこの縁なし畳を使用することが多くなってきました。フローリングなどに部分的に置く置き畳みも増加の傾向にあります。畳が登場した頃は、畳縁のある畳が高貴な人たちの使用するもので、この縁なし畳は庶民の使用する畳でした。雛人形が畳みの敷物に座っていることからもお分かりでしょう。今では原料や技術面で価格を下げることが難しく、反対に高級な畳として扱われています。

床の間

床の間には龍髭畳表という独特な畳表が使用されます。現在では畳床を使わずに、薄縁と呼ばれる畳表に畳縁をつけただけのものが多く使われ、畳そのものはあまり使われていないようです。

経糸で見る畳の種類

畳表は経糸で織られていて、大きく四つに分類されます。

糸引き表(綿二芯)

低~中級品に多く使われていて、畳表が綿糸の経糸で織られています。経糸が綿でできているということは、伸び縮みがよく切れやすいためにイグサをそんなに織り込めないために目詰まり感のあまりない畳表です。イグサが少ない分、イグサの様々な効果も少なく、畳の持ちも低くなります。

麻引き表(麻二芯)

畳表が麻糸の経糸で織られています。糸引き表に比べると耐久性もよく、国産の畳表に多く見られ良品が多いのが特徴です。

綿W表(綿麻四芯表)

畳表が麻と綿の両方の経糸で織られているものです。低級品から高級品まで幅広く、使われているイグサの質や畳表の織り方で価格もかなり変わってきます。高級品になるとイグサの質も良く、耐久性もあり色合いも美しい畳になりますが、低級品になると糸引き表の呼吸品クラスのものにもかなわないものもあります。

麻W表(麻四芯表)

畳表の高級品にしか使われない麻糸を二本で織った畳表です。その中でも最高級品と呼ばれるのが広島県産の備後表の動力長髭表です。

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